2025.05.30 みらくるブログ

冷たいものがしみるのはなぜ？

「冷たい飲み物が歯にしみる…」
「アイスを食べたらキーンとした痛みが走る…」
そんな違和感、経験したことはありませんか？

多くの方が、「まあそのうち治るだろう」とそのままにしてしまいがちですが、実はそれ、お口の中からの大切なサインかもしれません。
歯がしみる症状にはいくつかの原因があります。以下で、代表的な原因と注意点をご紹介します。

もっとも多い原因のひとつが「むし歯」です。
歯の表面（エナメル質）が削れてしまうと、その内側の象牙質がむき出しになり、神経に刺激が伝わりやすくなります。

初期むし歯の段階では「しみる」程度で済むことが多いのですが、放置してしまうと神経にまで炎症が進み、強い痛みをともなうケースも。
最終的には神経を取る治療や被せ物での修復が必要になることもあります。

「冷たい物はしみるけれど、甘い物や温かい物は大丈夫」という方に多いのが知覚過敏です。

知覚過敏とは、歯の根元などの象牙質が露出し、そこにある象牙細管（ぞうげさいかん）という微細な管を通して刺激が神経に伝わってしまう状態です。

原因には以下のようなものがあります：

知覚過敏は日々のケアで改善できることもありますが、放置すると症状が悪化することもあります。

歯ぐきの炎症や腫れ、出血がある方は、歯周病の可能性があります。

歯周病が進行すると、歯ぐきが下がって歯の根元がむき出しになります。すると、冷たいものがしみやすくなるのです。

歯周病は自覚症状が出にくく、気づいたときには重症化しているケースもあるため、
「しみる」「歯ぐきがムズムズする」などの小さなサインにも注意が必要です。

歯がしみる症状は一時的に治まることがあっても、根本の原因が解決されていないと再発したり、悪化したりします。

早い段階であれば、

など、負担の少ない治療で済むケースも多いのです。

そのためにも、違和感を感じたら早めのご相談が大切です。

みらくる歯科クリニックは、東武東上線・JR川越線「川越駅」から徒歩圏内にある通いやすい歯科医院です。
診療は完全個室制で、患者さんとの丁寧な対話とプライバシーを大切にしています。

「歯がしみるけれど、どこに行ったらいいか分からない」
「歯医者はちょっと緊張する…」

そんな方もご安心ください。
初めての方でもリラックスできるよう、やさしく丁寧な対応を心がけております。

歯がしみるという日常の小さな不快感。
そのままにせず、どうぞ気軽にご相談ください。

私たちは、地域の皆様の健康と笑顔を守るため、
これからも一人ひとりに寄り添う診療を行ってまいります。

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